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ハオルチアの栽培

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注意:このコンテンツは、あくまで私が2001年におこなった栽培方法を書いているにすぎません。まだまだ初心者で、試行錯誤の段階なので、色々問題もあるとおもいますので、間違いがございましたら、掲示板にでもご指摘よろしくお願いします。
また、御自身でハオルチアの栽培をしようとされる方は、このコンテンツはあくまで参考として御利用ください。〜管理人


基本管理
管理方法は基本的にガステリアと変わらない。そのため、詳細は「ガステリアの栽培」のページを参照していただきたい。
ただし、いくつかの点でガステリアと異なるところがあるので、以下に表記しておく。


置き場所
明るい半日陰の場所。
理想をいえば、「日焼けしない程度の光をできるだけ長時間あてる。」のがよいのだが、なかなかそういかないところが難儀なところである。

私の経験上、軟質葉系は強い光だと日焼けしやすいのだが、光が弱すぎると生長が早いので徒長してしまう。硬質葉系は強い光でも日焼けしづらいあるいは日焼けしても痛みにくいが、光が弱くても生長が遅いので徒長が目立たない。
そういう点で、軟質葉系の方が日のとりかたに注意が必要であるように思える。ただし、一口に「軟質葉系(硬質葉系)」といっても相当に種間差があるようなので、結局のところ植物の状態をみながら適当な光の場所を探す他なさそうである。

また、高温で無風のところに置くのは避けたい。
本属はいわゆる冬型種なので、高温状況下の「蒸れ」に弱いようである。蒸れると根元や生長点からとろけて腐りやすいらしい。
ただし、私の場合、最高でも気温35℃ぐらいの室内に置いているせいか、無風でも蒸れて腐ったことは今のところない。



適温と生長期
いわゆる「冬型植物」なので、秋から冬が生長期。真夏と真冬は生長が鈍る。

個人的感覚だが、20℃〜25℃ぐらいが最適のように思える。人間が「少し涼しいかな?長袖着ようかな?」というぐらいが一番ご機嫌なようである。
うちの場合、夏場、気温が30℃近くなるとほとんど成長が止まり、冬場、最低温度が10℃を切るようになると、生育は鈍って来るように思える。

なお、最低気温5℃程度までは十分耐える(経験済み)が、これぐらいの温度になるとほとんど生長しないようだ。


植替え〜基本事項
1.回数
一年に一度おこなった方が良いと言う人と、数年植え替えず、硬く作る(植替えないため根の活性が鈍り、生長が遅くなる)方が良いと言う人がいる。
私はまだ栽培を初めたばかりなので、どちらがよいのか判断つきかねるが、とりあえず私は毎年植替える方向で考えている。

2.適期
適期は、春桜が咲くころ(4月頃)か秋口(9〜10月頃)。
どちらの時期も一長一短があるような感じで、どちらが良いとは今のところ言えない。むしろ、「どちらでもできる」ぐらいの感じで考えている。

私の住んでいる北陸地域は夏場、フェーン現象のため極端に気温が上がるのだが、その期間は比較的短く、「涼しい」時期が長い。そのため、盛夏と厳冬期を避ければだいたいいつでも植替え可能なのではないかと思っている。

ただし、私は今のところ自分の仕事の都合などから春先の植え替えを基本に考えている。

3.鉢
私は黒のプラ鉢を使っている。
サボテンと異なり、高温はさほど必要としないようなので、黒色でなくても良いような気もするが、「根を冷やさない」というのは植物の生長にとって重要なので、熱を吸収しやすい黒色の鉢を使用している。
ただし、逆に鉢土が高温になりすぎ、蒸れる懸念がないでもない。

鉢の直径は、植物体がちょうどおさまる〜少しはみだす程度のものを使用している。長いゴボウ根を持っている種(うちの場合コエルマニオルム)については、深鉢(蘭鉢)を、普通の根のものは並鉢を使用している。

4.培養土
ガステリアの栽培に使用しているものと同じである。

私の場合、
2001年版培養土
赤玉土(小粒):鹿沼土(小粒):腐葉土=4:4:2
+(くん炭0.5+ゼオライト0.5)+苦土石灰0.5g/1リットル

を使用したが、私の室内栽培環境では、この培養土だと水持ちが良すぎた。

よって、
2002年版培養土
硬質赤玉土(小粒):硬質鹿沼土(小粒):軽石:腐葉土=3:4:1:2
+(くん炭0.5+ゼオライト0.5)

にかえた。赤玉、鹿沼を硬質にかえ、さらに赤玉率をへらし軽石を加えた。この培養土による栽培結果は、わかりしだい追記したい。

2003.3.16追記
現在、春の植え替えをほぼ終了したが。根の状態はなかなか良かった。
どうやら、赤玉を減らし軽石を加えたことで排水性が良くなり、赤玉と鹿沼を硬質に変えたため、団粒構造が壊れにくくなり、排水性と通気性が向上したことが良かったような感じがする。
現在の栽培環境では、上記2002年版培養土でほぼ決定かな?



植替え〜実際の手順
ガステリアの栽培に準じる。詳細は「ガステリアの栽培」を参照されたい。


潅水
春、秋の生育期は、鉢土の半分ほどが乾いてから。冬の半休眠期は鉢土の2/3が乾いてからおこなった。夏の休眠期は、完全に乾いてからしめる程度に潅水した。

具体的には、春、秋は2週間に一度。夏・冬は一月に一度ぐらい。
春・秋は生育期なので水やや多めなのだが、気温が低いためか室内だとそんなに乾かない。逆に夏は半休眠期で水少なめなのだが、気温が高いせいか乾きが早い。
なので、結局、春〜秋はコンスタントに2週間に1回である。なお、潅水一週間後にシリンジ(霧吹きによる水散布)をしている。

おそらく、上記の潅水は水辛目(潅水少なめ)だと思う。環境などによっては、鉢土の水分がもう少し多い時に潅水した方がいいかもしれない。
潅水頻度、潅水量は各自の環境・培養土次第なので、「これだ」とは言えないし、私も今だ試行錯誤中である。

なお、ハオルチア、特に軟質葉系は空中湿度が高いのをこのむらしい。私はサボっているが、潅水とあわせてこまめにシリンジしてやった方がよいのかもしれない。



増殖
ガステリアと同じく、葉挿し・かき仔・芯止め・実生できるようだ。ゴボウ根の種類については根ざしもできるようである。
しかし、今のところ私は試した事がないので詳細は良くわからない。詳しくは専門書などを参照されたい。


病害虫
もともとハオルチアにつく病害虫は少ないらしい。特に、少数を室内で栽培する場合はほとんどでないものらしい(外界と遮断されているので)。
実際、うちでも病気・害虫の被害にあったものはない(根ぐされはともかく)。その点ではガステリアよりも丈夫である。
根ぐされについては、「ガステリアの栽培」を参照されたい。

原因不明の障害〜竜鱗(H. tessellata-2003.4.16追
上記に「病害虫は少ない」と書いたが、竜鱗系(H. venosa系)のものには、原因不明の葉枯れがしばしばおこる。
最初は病気の一種かと思い、殺菌剤を散布したものの、まったくその効果が認められなかったことから、病気ではなく、なんらかの生理障害(土壌の過湿、高温、通風不足などによるもの?)ではないかと思われるが、良くわからないので、その写真をあげるにとどめる。
ただ、このような障害のため、生長点がとぶ、美観が損なわれるといった被害は出るが、今のところ株が枯死するまでにはいたっていない(その点からも病気ではなさそうであるが)。そのため、このような障害がでても、あきらめることなく、栽培管理を続けてみられるのが良いと思う。

写真中央の褐変部分。最終的に、この部分より先まで枯れこんだ。しかし、それ以上障害は伸展せず、株が枯れることはなかった。



付記
ハオルチアの発根力
植物の中には、挿し木で容易に発根するものがある。
ハオルチアもある意味そのタイプの植物の一つで、植物体が衰弱しておらず、適切な管理*さえしておけば、発根は容易で、根がほとんどない状態からでも回復する。
以下にその例を示す。

*適切な管理:発根するまで(株を軽く指でつつき動かしてみるとわかる)、日陰で潅水を控え、霧水で空中湿度を高めに保って管理する。

2001年秋頃購入したプミラ(H. pumila)。
根がほとんどない状態。












2003年春の植え替え時の状態。
これでも根の張りは悪い方。管理が良ければもっと根量は多くなる。
鉢が若干大き過ぎ、やや過湿気味だったのが原因か?



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